進出企業と地元メディアの交流会を開催した結果、なんと8社が広島のニュースに!
広島県に進出してくださった企業へのアフターフォローとして、12月に地元メディアとの交流会を開催しました。
メディアが11社も大集合! 進出企業は18社が登壇し、大盛況でした。
企業誘致の担当として、進出後もしっかり地元で認知され、活躍してほしいという願いを込めて、仲間づくりのお手伝いです。
想像していたのと ずいぶん違ったけど
ここのところ、リアルなイベントが少ないもんな〜という気持ちで、総勢10人程度の雑談がはずむ和やかな交流会を想像していました。
が、ありがたいことに参加者多数のため、雑談の隙間はなくなりまして、1社あたりの持ち時間は4分間、投影資料は1枚だけ、というエキサイティングなプレゼン大会になりました。
メディア登場、一部ご紹介しますね
交流会から2か月が経ち、メディアの取材を受けた進出企業は8社もあります。
新聞に載ったものが転載しやすそうなので、一部をご紹介しておきます。
進出企業からは「 地元企業からの問い合わせがあった」「交流会以降、ご縁の輪がどんどん広がっている」など、報告もいただきました。
取材がまだ来ていない企業も、記者さんやディレクターさんの頭の中に大事なネタとしてしっかりインプットされたものと信じています。
それぞれのストーリーを知ってほしかったんです
事前に、広報担当や知り合いの記者へ下調べをして、メディアには当日取材は不要であることを伝えました。そして、参加企業には2つのお願いをしました。
「こんな風に取り上げてくれたら…」という思いをメディアのみなさんにぶつけてください!!
ホームページやリリースで出す情報より、どうして広島に進出したのか、実際来てみてどうだったか、これからどんなことをしたいか、個人の人柄など、「生の情報」多めでお願いします!
企業誘致の活動については、成果を数字で表す機会は多いのですが、進出サポートの窓口をしていると、それぞれのストーリーが耳に入ってきます。
誰に頼まれるでもなくeスポーツ大会で広島の名産品をPRしている話
週末の早朝に新天地(広島の繁華街)でゴミ拾いをすることで仲間づくりをしている話
移転後に従業員の心の変化に気がついた経営者の声
江田島への最終フェリーを逃して困っていたら地元の人が橋を渡って迎えにきてくれたという愛され話
趣味の自転車がプロ級すぎて、広島大学の学生さんたちとトレーニングしている話
豪雨災害から5年経っても忘れず応援し続け、当事者になろうとしている話
心の引き出しが増え続けるのは、役得ですね。ありがたいです。
この会社のあのエピソードを取り上げたら広島の人が喜びそうだな、など思うことがたくさんあったので、お披露目の機会ができたことは、本当にうれしいです。ビジネスも加速しますように!!
進出企業に届け〜、この歓迎の気持ち
企業誘致の担当として、うれしいことが、もう一つ。
進出企業とメディアの交流会について計画をつぶやいた途端、メディアのみなさんに猛烈な声掛けをしてくれた広報担当がいます。
地元に進出した企業の登壇を知って応援に駆けつけた市役所スタッフがいて、中には、参加者へのお土産に自家製レモンをピカピカに磨いて持ってきてくれた市役所スタッフもいます。
「本当は懇親会ができたらいいのにね〜」と言いながら新米を持ってきてくれた課長と次長と係長がいますし、記事や番組を「見たよ〜」と報告してくれる同僚がいます。
企業にとってみれば、企業誘致の担当職員しか見えていないと思いますが、その背後には、たくさんの仲間が歓迎しています。
広島が選ばれたという喜びや誇り、経済活性化への期待、ビジネスの成長を応援しなければという覚悟、新しい技術やアイデアへの好奇心、いろいろな気持ちがあります。
進出後も、地域を一緒に盛り上げていく仲間として、行政や地元メディアとのお付き合いが続けばいいなと思います。