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広島への帰り方、分からなくなっちゃったあなたへ

だって、そこに山があったんですよね。

頑張って頑張って、自分の可能性を思いっきり伸ばしてみようって大都会に飛び出したんですよね。

実は、私もそうでした。

先日、東京・紀尾井町のLINEヤフー内にあるLODGE(ロッジ)で、移住セミナーを開催しました。

システム開発、マーケティング、Web制作、サイト運営… デジタル領域の広島進出企業の方々に登壇してもらいました。

首都圏と変わらない給与体系で人材採用している企業ばかりです。


広島県主催イベントなのに、みんなのコメントが正直すぎて、、それはもう納得感の濃い、あっという間の85分間でした。

冷たい雨の中、ありがとうございました!

リアルとオンライン合わせて約80人が参加してくださいました。
そして会場で開かれた交流会では、こんな声を小耳にはさみました。

同級生は、ほぼ東京にいて、今でもみんなでよく集まるんですよ。
で、いつも「広島に帰りたいね~」って話すの。
だけど、帰り方がわからなくなっちゃった。

とある参加者さん

帰りたいんだよね、両親も高齢だし。
でも俺ね、高いんですよ。

とある参加者さん

あぁ、と思いました。

そんな思いを心の底に潜ませていた人が、仕事を調整してわざわざ会場に足を運んでくれたんだ。

私たちは今までもっと真剣に向き合う必要があったんだ。
努力を重ねて、腕を磨いて、ふと振り向いたら、地元で暮らす自分が想像できなくなってしまった人たちの存在に。

広島、いろいろ変わってきたよー!
(廿日市市・極楽寺山から叫んでみるー)

広島県には今、デジタル系の企業がどんどん集まってきていて、目まぐるしく状況が変わりつつあります。
あの参加者さんの気持ちは、きっと大勢の方が抱えているはず。

広島への帰り方のヒントにしてもらうためにも、「こんな会社が広島県にやってきて、こんな仕事、こんな働き方をしている!」という情報を積極的に発信していこうと思います。

登壇者&参加者のコメント

登壇者からはこんな発言がありました。広島の認識をアップデートしてもらえたら嬉しいです。

3つあるプロダクトのうち、2つは広島にいる開発リーダーが中心となって開発をしている

ドリーム・アーツ 取締役 常務執行役員 社長室長 吉村氏

実は広島県を中心にして周辺を見ると高専も多い。優秀な人材を育成してきた地として魅力を感じている

アイスタイル(@cosme)上級執行役員 兼 テクノロジー&クリエイティブ開発センター長 近藤氏

多彩であることとコンパクトであることが絶妙にバランスしている。(首都圏にいるより)むしろ広島にいた方がビジネスが広がる可能性が高いと思っている

ウォンテッドリー 地方創生部門責任者 村岡氏

来場者からは、こんな感想ももらいました。

親戚から聞いていた広島の古風なコミュニティと全然違っていて、驚きました。
登壇者も県庁の方も、東京よりもしかして新しくて、ハッピーな生き方をしてそうで、大発見でした。

とある参加者さん

広島出身者ばかりかと思ったら、縁もゆかりもないIターン希望の人も多くてびっくりした。
広島ってこんなに人気の地だったんですね…

とある参加者さん

イベントは、地域力創造課(移住支援)と県内投資促進課(企業誘致)の、ヨコ連携大好きコンビが、キャリアを活かしたいけど、暮らす場所は広島がいいと薄々思っている方に向けて開催しました。

上記のコメントをいただいて本当に嬉しかったです。

参加いただいたみなさん、登壇者のみなさん、会場を貸してくださったLINEヤフーさん、しっかり育ててくれた広島のお父さまお母さま、みんなにありがとうを叫びたい、そんな夜でした。

参加者さんたちに、今度は「今の広島を見ませんか?」って、ご案内できたらいいな…。


打ち合わせ中
登壇者さんたち、折り鶴ポーズ
会場には広島の新旧おやつを持ち寄りました。私のおすすめは懐かしいこちら!

この記事は 広島県 県内投資促進課 やまき が書きました。
オフィスや開発拠点の広島移転に関するお問い合わせはこちらから https://kurukuru.hiroshima.jp/support/officelab/