あなたの広島愛,叫んでいいんですよっ!アンバサダー大募集
「ひろしまってどんなイメージ?」
こんな質問を受けたときに,みなさんならどういう風に答えますか?
「うーん,原爆ドームとか宮島があるとこよね~,後は牡蠣とかお好み焼きとか?」
私は大学時代,県外に住んでいたのですが,県外の友人たちの回答は大体こんな感じでした。
そのためか,「ひろしまに遊びにおいでよ!」といっても「原爆ドームと宮島は修学旅行で行ったからもういいかな笑 東京おいでよ。」と暗に断られる寂しい思いもしたことがあります(涙)。
そんな、いまいちひろしまの魅力を伝えられず悔し涙を流したひろしま人たちの,「もっとみんなに魅力あふれるひろしまのイメージを持ってもらいたい!」という熱い思いが結集し,「みんなで創るひろしまブランド」の取組みが始まりました。
「ひろしまブランド」って?
「ひろしまブランド」というと「えっ,商品でも売るの?」と思われた方もいるかもしれませんが, 「あっ、この●●いいな!」という,誰かにちょっとそっと教えたい,そんな気持ちのことです。
ひろしまブランドをみんなで創るということは,ひろしまの良さに改めて気づくとともに,たくさんの人とそんな気持ちをシェアすることになります。
ひろしまの良さのキーワードが,「元気」「美味しい」「暮らしやすい」。
ちなみに私が一番「これ言いたかったんだよ!」と思ったのが,「元気」の部分です。
私は以前,国際関係の仕事をしていたのですが,さまざまな国から来た人を平和記念公園に案内する機会が何度かありました。
見学者の中には紛争地域から来県した方もいて,
“I was so impressed with Hiroshima's story, which was reconstructed from a devastating situation into a beautiful greenery place. Hiroshima gives me hope to revive my country from the catastrophic situation.”
~自国が深刻な状況にある我々にとって,ひろしまが原爆で壊滅的な被害にあったにもかかわらず,豊かで緑あふれる素晴らしい都市に復興したことは希望を与えてくれる~」
というコメントが印象に残っています。
ひろしまは元気あふれる場所,元気を与える場所だなと。
ひろしまは魅力あふれる人々の宝庫でもある。
私がこの取組みにかかわる中で、一番感じたのは、ひろしまの元気・美味しい・暮らしやすいは、魅力あふれるエネルギッシュなひろしま人たちによって作られている、ということです。
そんな魅力あふれる方々にひろしまで活動するきっかけを聞くと、ひろしまのチャレンジャーを応援する環境が、その人たちの活動を支えていることに気づかされます。日本はしばしば「同じであること」を求められやすいといわれることもありますが、ひろしまはわりと「みんなちがってみんないい」の環境が整っているのでは、と個人的に思っています。
みんなで「ひろしまブランド」を創る
みんなでひろしまを盛り上げていこうとする動きも始まっています。
「ひろしまブランド未来会議」の参加メンバーは,ひろしまの今と可能性をざっくばらんに語り合う「New Wave from Hiroshima(ひろしまの新たなさざなみ)」という音声配信をしています。
ひろしまの川辺を活用したい,都市と中山間をつなぎたい,ひろしまの魅力を再発見するだけでなく,こんなことできるかも!というヒントが見つかる配信になっています。
違った個性を持つ人々が,ひろしまブランドを創ろうとする新しい波が今まさに巻き起こっています。
「元気・美味しい・暮らしやすい」を発信しませんか?
ひろしまの元気・美味しい・暮らしやすいを発信していく人は広島県民,なんてことはありません!
全国津々浦々にいらっしゃる,ひろしまを愛するみなさんひとりひとりが主役の取組みです!広島県外の皆さんも積極的にご参加ください。
「いや自分,インフルエンサーとかじゃないし,何もできないし。」と思っているかもしれませんが,ひろしまのいいところを周りの人にシェアしていくことが,ひろしまブランドを盛り上げていくのです!
ちょっとしたことだろうと思っていても,ひろしま大好き!という人が一人でも多くひろしまブランドに参加すること。そしたら,きっと今以上に素敵なひろしまが創られていくのではないでしょうか?