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『自分がやりたい暮らしや仕事ができる場所が広島だった』移住者インタビューを一挙ご紹介!

こんにちは。広島県移住担当者のゆっこです。

広島県では、移住ポータルサイト「HIROBIRO.」で毎年約5人の移住者インタビューを更新しています。

インタビューを行うときは、その年、その時期によく相談される内容を意識して行います。
例えばある年は、ファミリーでの移住相談が多く、ご家族で移住した方に、夫婦間の話し合いや、お子さんやご両親との相談内容など『家族』をテーマにインタビューを行いました。
またある年は、起業よりも転職を伴う移住を検討している方が多く、移住して転職した方の話を伺いました。

今年度はコロナ禍ということもあり、人と会う機会が減少するなか、以下の5つのテーマを取り上げることにしました

・テレワーク、ワーケーション
・農業、レモン栽培
・フリーランス
・起業
・地方と都市、地元と移住者を繋ぐ

「コロナ禍で新しい暮らしとして注目されたもの、新しく必要とされたもの、改めて見直されたもの、移住と親和性の高いもの」

そんなものをピックアップしました。

先日、すべてのインタビューが公開されたので、今回みなさんにご紹介したいと思います!長いですがお付き合いくださいませ!(笑)
インタビューをした移住者のみなさん、本当にとても素敵な方々なので、コロナが落ち着いたら、ぜひお会いいただきたいです。

その1 日常がワーケーションな生活を自分の手で掴み取った陶山さん

まずご紹介するのが、尾道市に移住した陶山さん。

出身は大分県、大学進学で広島に来て、就職で東京へ。
「尾道に住みたい!」という想いが強くなり、尾道に住むことを前提に、転職活動を始め、結果、採用されたのは東京の企業でした。

そう、完全テレワーク&ワーケーション実践者ですね!!
今はコロナの影響で、テレワークが珍しくないし、地方に住みながら首都圏に勤める方も少なくありませんが、陶山さんはテレワークが一般ではなかった、2017年からそういった暮らしを選択されました
尾道は広島県有数の観光地。海、山、島が生活と一体化したような街です。陶山さんの生活はさながら「毎日がワーケーション」

尾道夕焼け

※尾道市役所から撮影した「尾道水道」の夕焼け。ちょっと写真暗いな…

素敵だなあ。いいなあ。ワーケーション話題になってるし、いろんな人に陶山さんのことを知ってもらいたいなあ。

ということで、インタビューさせてもらいました。
陶山さんにはインタビュー以外にも10月に開催した、オンラインイベントにも登壇してもらいました。
陶山さんはonomichi shareに行ったらだいたい奥の机に座って仕事をされてるので、ぜひ会いに行ってみてください。

その2 安芸津に魅せられた甲斐さん。縁もゆかりもない土地でレモン農家をスタート

広島県はレモンの生産が全国1位。移住相談に来られる方の中には、レモン農家になりたい、という方も最近増えつつあります。
そういう方に、広島にIターンしてレモン農家をしている働き世代の方を紹介したいと思って、インタビューをお願いしたのが、東広島市安芸津(あきつ)でレモン農家をしている甲斐さんでした。

これまでも東広島市の移住担当者を通じて、相談者さんと甲斐さんをお繋ぎすることが何度かあり、いつも丁寧に対応してくれるので、インタビューという形でHPでもご紹介できて、とても嬉しいです。
とてもにこやかに、穏やかに、それでいてとても熱い思いが伝わってくるインタビューでした。

ちなみに、東広島市安芸津はこちら(GoogleMap引用)↓

東広島市

1安芸津_海_赤土

この写真は、甲斐さんの畑の近くから撮影しました。土の色が若干赤っぽいのが伝わるでしょうか…?
赤土と海と空のコントラストが最高に美しいですよね。

その3 まずは東京で、広島とのネットワークをじっくり作ってから移住した本田さん


移住するのってすごく決心がいること。
仕事はどうしよう、自分に合った地域はどこだろう、友だちは?家族は?悩むことはたくさんあります。

広島県三原市に移住した本田さんも、たくさんたくさん悩んで悩んで、時間をかけて移住を決心されました。

本田さんの場合、悩んでいるあいだも、移住に向けた行動を続けていて、

例えば移住セミナーに参加して、実際に移住者さんの話をきいたり
地域にビジネスチャンスはあるか、現地訪問を繰り返して確認したり、
広島県の移住相談窓口にも何度も訪問してくれました。
相談員も、本田さんの希望に合いそうな・本田さんにとって今後必要になりそうなイベントがあったらお知らせしたりして、時間をかけながら広島との関係づくりをしていきました。
そうしていくうちに、ふと「広島に移住しよっかな。」と決心がつくタイミングがきたそう。

「気負わず、移住しようと思えるタイミングがふと訪れたんです。そこで、移住する時期はあまり決めずに、とりあえず引越しの見積もりをとってみたんです。そして、春になる前に移住した方が引越し費用が抑えられることに気が付いて、そのまま移住しました。」

お仕事は東京時代と変わらずフリーランスのデザイナーをされていて、今では、セミナーや窓口を通じて知り合った地域のキーパーソンはもちろん、地元の企業などと連携して、どんどん活動の幅を広げているのだそう。
わたしたちのイベントをうまく活用してくれて、移住後もどんどん仕事を増やしていらっしゃるのをみると、すっごく嬉しいですよね!

筆影山

※本田さんもおすすめの絶景スポット「筆影山」。左奥が尾道エリア。

その4 自分を変えるために、人と人を繋ぐ珈琲豆のお店をオープンした須山さん


尾道市向島で『珈琲豆ましろ』を営む須山さん。

『珈琲豆ましろ』はその名の通り、珈琲豆のお店です。
あえて珈琲豆に絞っているのは、コーヒーを誰かに淹れてあげる喜びを提供するため。人と人を繋ぐギフトとしてコーヒーを楽しんでもらうため。
コロナ禍で人との接点が減ってしまった今、人と人を繋ぐギフトって、なんだか一番大事なことかもしれませんね。

ましろ取材風景

※インタビューの様子を隠し撮り。カメラマンさんもかっこいい!!!

インタビューと関係ない話を少しだけ。
先日、尾道在住のお友達のところに遊びに行ったら、「知り合いからプレゼントでもらったコーヒーがおいしかったから、一緒に買いに行かない?」と誘われました。
どこのコーヒーかなー?と思いながら連れて行ってもらうと、なんとそれが『珈琲豆ましろ』だったんです!すごいご縁!
「私ここ知ってるよ!おいしいよね!!」二人でテンション爆上げな一日になりました。

ましろのコーヒーは、すっと飲めるので、ブラックが苦手な方にもおすすめです。私は苦味と酸味が苦手な子ども舌ですが、ましろのコーヒーはブラックでも飲めました。(きっと須山さんの人柄が出てる。間違いない。)
ぜひ須山さんに会いにいってみてくださいね。

その5 「地方と都市、地元と移住者を繋ぐ」コワーキングスペース支配人の内藤さん

株式会社LIGに所属し、広島市でコワーキングスペース「いいオフィス広島」の支配人をされている内藤さん。「いいオフィス安芸高田」も最近オープンしました!
自宅は東広島市、農業は江田島市、と多拠点で活躍されています。

内藤さん活動範囲

※内藤さんの活動範囲の広さ、伝わるでしょうか?
それぞれ「いいオフィス広島」から車で1時間~1時間半くらいのエリアにあります。(GoogleMap引用)

内藤さんは、「いいオフィス広島」で、利用者同士を繋いだり、移住相談者と利用者を繋いだりと、いろいろなご縁を結び付けてくれる方です。

「いいオフィス安芸高田」を新しくオープンさせたのも、都市圏と地方を繋ぎ、人の流れを生み出すためなんだとか。すごく素敵ですよね。
直近では江田島市にあるコワーキングスペース「フウド」とも連携を始め、沿岸部・都市部・山間部の交流が生まれる予感!とてもわくわくします。

画像7

※「いいオフィス広島」はこんな感じ。

自分がやりたい暮らしや仕事ができる場所が広島だった

今年度インタビューをお願いした5名の移住者さんのお話を伺っていて感じた共通点は、「自分がやりたい暮らしや仕事ができる場所をいろいろと探していて、それが広島だった。」ということ。

「やりたいことを叶えるため」って、当たり前のことのようで、実際行動するのは結構難しいことだと思うんです。

陶山さんは「尾道で暮らしたい」。
甲斐さんは「農業がしたい」。
本田さんは「海の近くで生活したい」。
須山さんは「コーヒーでビジネスがしたい」。
内藤さんは「地方で暮らすなら広島に帰りたい」。

みなさん、自分のやりたいことに対してまっすぐに向き合っていて、とてもかっこいいと思いました。

ここまで読んでくださった読者の皆様、どんな暮らしや仕事がしたいですか?

もし広島に可能性を感じてもらえたら、ぜひ「ひろしま暮らしサポートセンター」にお越しください。広島でできること、一緒に考えましょう!!

(ゆっこ)

この記事は、 広島県 地域政策局 地域力創造課  が書きました。
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