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もし広島県が隣にあったら…を実現してみたいと思います‼︎ ドキドキの90%オフ事業

広島県では、企業誘致施策の一環で、 会社を移転させるかどうか、しばらく滞在して、じっくりご検討をいただくための助成制度があります。

2020年秋から試行錯誤しながら、さまざまな名前を経てきたので、私たちは、まとめて「ちょっと広島県」と呼んでいます。
例えるなら、企業版おためし移住とも言えるでしょう。

今年の「ちょっと広島県」は、正式名称「ひろしまオフィスプラニング実証事業」といいます。従来版に比べて、大きく2つのバージョンアップがあったので、お知らせします。

「隣の県に合宿に行く」程度の予算感にこだわりました

大都市に本社を置く企業が、移転先の候補にするのは近郊が多いそうです。

そりゃ、そうです。近郊の情報はシャワーのように毎日浴びていますものね。
広島県の情報の多くは、わざわざ調べないと入手できないでしょう。

興味関心がないなら、遥か遠い国と同じ。選択肢に入りません。
実際に足を運ぶのも、強力なきっかけがなければ!

そんなわけで、宿泊・交通・シェアオフィスの料金が最大90%オフになる制度を作りました。


隣の県で合宿するぐらいの予算感で広島に来ていただける助成制度にしてみた(そして、この作戦が有効か実証してみたい)というわけです。
広島県から遠ければ遠いほど、助成額がアップします。

離れているからこそのメリットってあると思うんです。妄想してみてください。

  • 地震や津波、大都市ならではのリスクに備えるBCP対策

  • 自社のカバーエリアが広がる(西日本のあちこちに行きやすい!)

  • 大都市以外のニーズを深掘りできる

  • 平日なのか休日なのか、わからなくなるほど穏やかな瀬戸内気候に身を委ねる

  • 適度な異文化体験と豊富な観光資源と海の幸と山の幸

と思っている方にこそ、広島を体感してほしい
1週間×複数、広島県に通ってみるもよし
1〜3か月、どっぷり広島県に身を置くもよし


「地元のキーパーソン」に必ず出会えるしくみにしました

短期滞在する企業は、土地勘や物件の相場を知る、取引先になりそうな企業や大学を訪ねる、現地インターンを採用してみるなど、それぞれ目的を設定されると思います。

そんな目的達成に向けて、地元のキーパーソンに出会えたら、心強いと思いませんか?

私のような広島県庁職員がその役割を担うつもりですが、滞在中の仕事の邪魔になってはならないし、お声がけするタイミングって、正直、難しいです。
声をかけやすい距離感でいられたらいいのに、という切ない想いが積もりました。

そこで、2022年の「ちょっと広島県」は、地元キーパーソンとの出会いをセットにしました。
仕事の合間に、メールや電話するほどでもない質問をしてみたり、ご当地あるあるを教えてもらったり、趣味で盛り上がったり、小さなことがビジネスチャンスにつながるかもしれません。

広島県が企業誘致のパートナーに指名したのは、広島県内10か所のシェアオフィス・コワーキングスペースに常駐する12人の名物スタッフたちです。
もうね、みなさんの人間力がすばらしいです。
彼らの周辺に集まる仲間たちもまた多彩なので、「こんな人に会ってみたい」とリクエストするのもアリかもしれませんね。

まずは、問い合わせをして、お互いの相性を確かめてみてください。
受け入れるためのスペースや時間に限度があるので、気になった今、すぐにお問い合わせください。


手厚いサポートには、続きがあります

広島県では、進出を決めた際に活用できる助成制度もさまざまありまして、まとめて「ずっと広島県」と呼んでいます。そして、進出した企業へのアフターフォローは「 もっと広島県」と呼んでいます。

「ずっと広島県」の助成制度は、こちらをご覧ください。
広島県内の市や町との連携もしっかりと行います!


「もっと広島県」
の活動の一部はnoteでも紹介しています。
特に何をすると決めてはいないのですが、その分、柔軟に企画して動きます。


この記事は 広島県 県内投資促進課 が書きました。
オフィスや開発拠点の地方移転に関するお問い合わせはこちらから
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/office-relocation/

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