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コロナ禍でのチャレンジ@道の駅(広島)

こんにちは。 広島県庁で、中山間地域(過疎地域や離島振興地域などに指定されている地域)の振興に携わっている佐藤です。 
私がかかわっている業務はいくつかありますが、今日は、県内の道の駅のインターネット販売の支援をご紹介したいと思います。 

コロナ禍で立ち上がった14の道の駅 

旅先で道の駅を訪れるとその地域ならではの産品が並んでいて、とてもワクワクしますね。 広島県は、瀬戸内の自然に育まれた海の幸や、中国山地が育んだ山里の幸など、食材の宝庫となっており、道の駅ではこうした各地域の生産者が丹精込めて作った様々な農林水産物やその加工品を販売しており、土日を中心に多くの来場者でにぎわっています。
しかし、コロナ禍で道の駅への来訪者は激減し、売上も大幅に減少しました。緊急事態宣言が解除されて、県内のお客さんは戻りつつありますが、駐車場に観光バスを見かけることはあまりなく、以前のような賑わいとは言えない状況です。
このような中で、道の駅に出荷している生産者を応援するため、6月から12月末までの7か月間、県内14の道の駅がインターネットサイト「さとやま商店500(ごーまるまる)」で地域の産品の販売を始めました。
大半の道の駅にとって、インターネットでの販売は初めてでしたが、販売するセットの企画、商品紹介の原稿作成、商品の写真撮影、梱包資材の調達など短期間で用意していただき、手探りの中ですが、予定どおりスタートを切れました。 

買エールチラシ

広島らしい様々な地域商品がラインアップ 

サイトには50以上の商品が掲載されており、中国山地の山の幸から瀬戸内海の海の幸まで、季節限定商品などバラエティに富んでいて、見るだけでも楽しいサイトになっています。
お勧めの商品は?と尋ねられると、全商品、各駅長さんの厳選の逸品ですので「全部です!」が答えですが、その中で是非皆さんに知っていただきたい商品を御紹介します。

海ぶどう

【竹原市忠海産の海ぶどうと大崎上島町岡本醤油の手造りポン酢しょうゆセット】
海ぶどうといえば、沖縄産というのが一般的ですが、なんと「広島県初養殖の海ぶどう」ができました。瀬戸内海で海ぶどうができるというだけで感動しましたが、食べてみると、食感も風味も沖縄産と同じで再び感動!海ぶどう好きの方や海ぶどうをまだ食べたことのない人には一度食べていただきたい商品です。

地ビール

【安芸乃国酒造クラフトビール4種×2本セット】
全国各地で地ビールが製造されていますが、安芸太田の地ビールは地元の農産物(お米、菊芋、紫芋、南瓜)が使われているのが特徴で、大変濃厚な味のビールに仕上がっています。ビールの好きな方には、是非一度味わっていただきたいですね。

世羅梨

【豊水梨贈答用(美化粧箱入)】
世羅町の観光農園では例年8月下旬から「なし狩り」を実施していますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、お客様と農園スタッフの健康維持ならびに感染防止に努めるために中止となりました。
「世羅の果物を直接採り、味わってほしかった」と農園の組合長さん。丹精込めて作られた「なし」を予約販売品として出品されています。
9月16日が申込期限です。お早めにどうぞ。

紹介した商品はこちらで購入可能です。 さとやま商店500

この記事は、 広島県 地域政策局 中山間地域振興課  が書きました。
■中山間地域振興課の取組一覧 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/35/