コロナ禍での移住。不安はなかった?
こんにちは、広島県移住担当のゆっこです。
2020年の夏に広島に移住した河江ご夫妻にお話を伺ってきました。
コロナ禍での移住、河江さんは何を感じられたのでしょうか?ということで、インタビューをまとめたのでぜひご覧ください。
(かなりの時差投稿…お許しください…!!)
※ 写真撮影時以外はマスクを着用して取材を行いました。
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-移住を考えたきっかけを教えてください。
河江さん)
私は関東出身、妻は山口県岩国市出身。移住前は神奈川県に住んでいました。どちらも一人っ子で、お互いの両親のことや子育てなど、今後の生活を考えて移住を検討しました。いつかは関東ではなく、妻の実家がある西日本で暮らしたいなと思って、エリアは妻の実家がある山口に限らず、福岡や広島なども考えていました。
妻の実家には以前からちょくちょく遊びに帰っていて良くしてもらってたんですが、コロナの影響で、春ごろから山口に帰れない日々が続きました。今までよく会っていた分、会えないのはつらかったですね。妻も子どもたちもおばあちゃんたちのことが気になっていたと思います。
会いたい人に会えない、そんな状況だったのも、移住を考えるひとつのきっかけ、というか移住を決めた要因のひとつでもありました。
-コロナ禍での移住、大変なことはありましたか?
河江さん)
コロナ禍ならではの制限がいくつかありました。
まず、転職活動。面接はすべてオンラインで行いました。
転職活動自体は、2019年12月からじわじわ始めていて、社内SEの採用情報を探すために、転職エージェントに登録したり、「広島 転職 SE」で検索したりしていました。
いろいろ調べるうちに、オタフクホールディングス株式会社(オタフクソース㈱などお多福グループの統括管理を行う企業です)のホームページで社内SEの採用情報を見つけ、直接コンタクトを取ったところ、面接をしていただけることになりました。
コロナが広まりつつある時期だったこともあり、最初から最後まで、オンラインで面談をしていただきましたが、オンラインでもアットホームでいろんなことにチャレンジできそうな雰囲気が伝わってきましたし、本社が広島市西区にあって、妻の実家がある山口県岩国市にも比較的近いこともあり、転職を決心。
実際転職して働いてみても、オンラインで感じた雰囲気とギャップはありません。
実はこちらとは別に、同時進行で他のエリアの会社も面接を申し込んでいたんですが、「一度本社に来てほしいから、時期を見てまた連絡する」、と言われることもありました。
緊急事態宣言が出ていましたし、これからコロナがどうなっていくのか、先が見えない日々でしたからね、オンラインでも話を聞いてくださるだけでもありがたかったです。
※ 広島の鉄板。「お好みソース」と一緒にパシャリ!
-転職活動以外ではいかがでしたか?
河江さん)
家探しが意外と大変でした。
自分たちが本格的に家を探し始めたのは、ちょうど緊急事態宣言が解除されたころ。6月あたりですね。
一般的に不動産業界が忙しくなる時期って、転勤や進学シーズンの春ごろですよね。6月は比較的落ち着いていて、物件の空き状況もあまり変動しないイメージがあると思います。
しかし、今年(※2020年)は緊急事態宣言の解除に合わせて、いろんな人が一気に6月に動き始めたみたいで、物件情報が全然なくてびっくり!ほとんど内見する余裕もない勢いでした。これはきっとコロナ禍ならではのことだと思います笑
-移住して生活はどう変化しましたか?
河江さん)
一番大きな変化は通勤が楽になったことでしょうか。オタフクホールディングス株式会社があるのは、広島市西区(商工センター)にあり、自宅は会社から自転車で10分ほど。商工センターはいろいろな工場や企業が集まった埋め立て地で、道路が広いし、海がとても近いんです。
※ 週末は商工センターにあるショッピングモールに行くのが小さい頃からの習慣な筆者が作成した簡易マップ。(googlemap引用)
河江さん)
通勤路には大きな橋がかかっていて、キラキラした瀬戸内海がすぐそこに。すごい爽快感です。毎日1時間半満員電車で通勤していた神奈川での生活とのギャップがすごいですね!
※ 商工センターから五日市に向かう橋。すぐ左側(南)には海が!奥には宮島が見えてますね。
※ ちなみに…筆者は『山が見える方が北・海が見える方が南』で覚えてるので、東京に行くと山が見えないから方向音痴になります。
河江さん)
あと、とても魅力的なのが、海が近いのはもちろん、山も都市部も近いところ。夏は子どもと一緒に近所の干潟でカニを捕まえました。あまりやりませんがゴルフ場も近いし、冬になったらスキーも楽しみたいと思っています。
友人はみんな関東にいますが、オンラインで繋がっているから、今のところ寂しさも感じていません。
-移住して心境の変化はありますか?
河江さん)
すごくあります。なんだかとても開放的、というか前向きになりました!いろんなことにチャレンジしたい!
これは自分だけじゃなくて、家族全員に感じられますね。
妻は神奈川で授乳フォトや七五三の写真を撮る仕事をしていましたが、こちらに来てからは、新しいことを始めたい、カメラコンサルのようなことができたらいいな、と考えるようになりました。まだ構想段階ではありますが、これからいろんな活動ができたらと思います。
↓奥様のインスタグラム、とってもすてきなのでぜひ見てください!
-イメージと違ったことはありますか?
河江さん)
意外と家賃が高いことでしょうか。地方に行くと家賃や物価がぐっと安くなるイメージがあるかもしれませんが、広島市は多少家賃が下がったかな?くらいかもしれません。JR沿線と広電(路面電車)沿線は便利だけどちょっと高い。子どもの学校のこともあるので、住むところについてはこれから少しずつ考えていこうと思います。
あと、神奈川にいたときは、地域の方が子育てに協力してくれるファミサポという活動がを利用することができ、妻が仕事で忙しいときなどに助けられてきましたが、今住んでいる地区にはそういう活動はないみたい。広島にも似たような活動がないか、探しているところです。
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河江さん、取材にご協力いただきありがとうございました!
移住して、気持ちが開放的になったというのがとても印象的でした。実は今回取材を受けてくださったのも、移住後「いろんなことにチャレンジしていきたい」と思い始めたのがきっかけなんだとか!うれしい!
今回の取材は、バッケンモーツアルト廿日市工場直売店に場所をお借りして行いました。ありがとうございました。
広島県に移住された方のインタビューは、広島県移住ポータルサイト「HIROBIRO.」にも掲載されていますので、ぜひご覧ください!
(文:ゆっこ)
この記事は、 広島県 地域政策局 地域力創造課 が書きました。
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