広島県移住担当者が実際の移住者にインタビューしてみた in 世羅町
こんにちは!ゆっこです。
広島県地域力創造課で移住促進を担当しています。
わたしたちの活動については、こちらのサイトもぜひご覧ください。
広島県の移住ポータルサイト HIROBIRO. です。
HIOROBIRO.には、広島県に移住された方のインタビューを掲載しています。
今回はそのうちの1つ、広島県世羅町(せらちょう)に移住した、扇さんご夫婦のインタビューを行ったときの小話をだらだらと話したいと思います。お時間ある方、どうぞお付き合いくださいませ。
その1 世羅町ってどんな町?
まずみなさん、世羅町ってご存知でしょうか?
世羅町は広島県の真ん中よりちょこっと東側にあって、広島市からは車で1時間半、広島空港からは車で30~40分くらい。
東京・大阪方面から新幹線で来られる場合は、のぞみを福山で降りてレンタカーを借りてください。車で来られる場合は、山陽道尾道ICで降りて、尾道松江自動車道を北上してください。
こちら秋の世羅町。空と稲穂のコントラストが最高に美しい!
周りはなだらかな中国山地に囲まれていて、おいしい野菜やきのこを栽培しています。海はありません。昔はまつたけの名産地でしたが、今はまつたけみたいな、まつたけじゃないきのこ「松きのこ」の栽培に力を入れています。松きのこは、てんぷらが最高においしい。
中国山地に囲まれているので、気候は瀬戸内沿岸部より少し涼しいです。冬はわりと寒くて、場所によっては雪も積もります。役場の方曰く、
「冬は、スタッドレスタイヤは必需品です。
でも最近は、ノーマルで冬を越したと自慢するツワモノも多くなりましたが、やはり通常の冬は、マストです。」
とのこと。タイヤの交換はお早めに。
世羅町中心部にはスーパー、ホームセンター、お食事処が揃っていて、世羅町の皆さんは、普段のお買い物は町内で済ませるそうです。ちなみに、同じく中心部にある世羅高校は、駅伝が強い。箱根駅伝で有名な青山学院大学の原監督は世羅高校のご出身です。
観光では、四季折々のお花が楽しめる観光農園があったり、世羅の食材を使った古民家カフェがあったり。
これ、内緒なんですけど、わたし実は食べることがほんとに大好きなんです。だから、世羅町に出張するときは、ランチするところをSNSでチェックしたり、町の方におすすめを聞いたりして、世羅町で話題のカフェに行くことにしています。やっぱり、話題のカフェは外せないですからね!!(笑)
もしも読者のみなさんの中に世羅町の推しカフェがある方いたらぜひ教えてください!!!情報シェアしましょ!
ついつい長くなりました。本題に戻ります。
その2 世羅町に移住した扇さんの移住小話
世羅町に移住した扇さんご夫婦。神奈川のカラオケ店で店長とスタッフとして働いていましたが、いろいろなきっかけとご縁で世羅町に移住されました。
移住の詳しい話については、ぜひインタビュー本文をご覧ください。
扇さんと世羅町の出会いは、広島県主催の移住フェア。フェアには別の市の話を聞くつもりで行ったので、世羅町の方に初めてお会いしたときは、「まあ時間もあるし、聞いてみるか」という感じだったそうです。
だけど、話をしていくうちに、だんだんと役場の方の温かさに惹かれていって、なんとそのまま4か月で世羅町に移住を決められました。
今年の夏頃に放送していた某テレビドラマでも、「誰と出会うか、出会わないか。」という話がありましたが、扇さんの移住はまさにそれ。人生の節目に世羅町役場の方に出会ったことが、扇さんの移住をぐぐぐっと進めたんですね。
わたしは、東京で1回、世羅町で2回、扇さんにお会いしてるんですが、世羅町でお会いしたとき、東京のときと変わらない笑顔で私たちを出迎えてくれました。むしろパワーアップしていたかもしれません(笑)
扇さんの話でインタビューには載ってないけどわたしの中にすごく残った話は2つ。
①運転は慣れる。夜は動物に気をつけろ。
特にイノシシ。彼らの体は岩のように大きく、ぶつかったら車なんてひとたまりもありません。だがしかし!イノシシって車を避けないんですね。むしろ車に向かって走ってくることもあります。
「イノシシに当たった時の保険適用の扱いは~…」という会話をしている扇さんはとても頼もしく、なんだかかっこよかった(笑)
世羅町に限らず、地方では街灯がないところもあるので、夜道は動物に気を付けて運転しましょう。
②好きなアーティストのライブは移住する前にたくさん行くべし!
これはすごく分かる。
広島市に大型アーティストがライブするような大きな会場がありますが、そうは言っても東京・大阪ほどはライブが身近ではありません。遠征するとお金もかかるしね。
2019年に某ロックバンドが2年ぶりに広島に来てくれたときは、どれだけ嬉しかったことか(笑)
扇さんは移住する前に、めちゃめちゃライブに行ったそうです。おかげで移住してライブが少し遠くなっちゃったけど後悔していない、と話してくれました。
その3 世羅町に移住した扇さんのインタビュー小話
今回ご紹介した扇さんご夫婦のインタビューは7月に世羅町の花の森で行いました。
ちょうどイングリッシュローズの季節で、園内は白やピンクのかわいいお花でいっぱい!
素人写真でごめんなさい(笑)ピントが手前の花に合ってないですね(笑)
取材してる途中で、花畑のすぐ隣にあった『せらバーガー』のキッチンカーからハンバーガーをつくるおいしそうな香りがただよってきました。ちょうどお昼前の取材だったので、すっごくお腹のすくインタビューになりました。
今回のインタビュー、実は2回延期になってからの、3度目の正直でようやく7月に実施することができました。
1回目は2020年の3月。ちょうど菜の花畑が見ごろとなる時期でした。が、春の雨が降ってしまい、お花がしおれてしまうからと取材を断念。新型コロナウイルスの影響も出始めていたことから、先の見えない中での延期決定となりました。
2回目は2020年の4月。今度は芝桜やネモフィラのシーズンに入る頃。しかし、全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大し、感染拡大防止の行動が求められました。取材予定日の直前に広島県が感染拡大警戒宣言を発表したこともあり、再度取材を延期することとなりました。
ちなみに、この時期、広島県庁でもテレワークが実施され、わたしも初のテレワークを行いました!いつも周りの先輩方(まえちゃん先輩とか!)と話すことでアイデアを練っていたわたしにとって、ひとりで仕事をするのは正直しんどい面もありましたが、東京の方とも手軽につながれたり、オンラインセミナーを開催することで、いままであまり接点がなかった方にも広島移住をご検討いただけたりと、コロナ禍でも何かできる、という希望を見出すことができました。
そしてそして。満を持して7月、3度目の正直でインタビューを行いました。全員アルコール消毒をこまめに行い、扇さんご夫婦以外はマスクを着用、屋外で取材するなど、感染対策を行いながらの取材でした。お花はちょうど芝桜とひまわりのシーズンの谷間でしたが、おかげでかわいいイングリッシュローズを見ることができ、終始なごやかな雰囲気で行うことができました。
取材を受けてくださった扇さんは、度重なるスケジュール変更でたくさん振りまわしてしまったにもかかわらず、7月にお会いしたときは笑顔で出迎えてくださいました。
本当にありがとうございます。
また遊びに行きます!
そのときは某ロックバンドの話をしましょう!一緒にお茶しましょう!
最後に…
ほんとにだらだらとした文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
今回はインタビューの小話ということで、世羅町のことやインタビューに載っていない話をしました。世羅町の魅力や扇さんご夫婦の温かさが少しでも多くも方に伝わると嬉しいです。
移住してくる方は数々の決断を乗り越えて広島に来てくれます。
わたしたちはそんな移住者のみなさんにずっと寄り添っていけたらと思っています。
移住者のみなさん、これからもよろしくお願いします!
(ゆっこ)
この記事は、 広島県 地域政策局 地域力創造課 が書きました。
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