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広島県移住担当者によるイベント企画書大清算会

こんにちは。広島県移住担当のゆっこです。

広島県では、平成26年から主に東京交通会館のふるさと回帰支援センターで移住セミナーを開催しています。
だいたい月に1度(年に10回ほど)、企画・調整・運営のほとんどすべてを自分たちで行い、当日は広島から職員と地域のキーパーソンとで東京に出張し、いろんなテーマでセミナーしてきました。

今年度はすべてオンラインで開催!初のオンラインに戸惑いつつ、いろんな方にサポートしてもらいながら、気が付けば合計36回も開催することができました!

令和2年度セミナーを羅列してみる

せっかくなので、今年度開催したセミナーを羅列してみましょう。

■5月
・LOCAL LIFE STATION 尾道
・LOCAL LIFE STATION 江田島
・LOCAL LIFE STATION 竹原
■6月
・公務員転職セミナー
・LOCAL LIFE STATION 府中市
・LOCAL LIFE STATION 世羅
・起業セミナー
・LOCAL LIFE STATION 御手洗(みたらい)
■7月
・LOCAL LIFE STATION 大崎上島
・会社ごと移住セミナー
・せとうち暮らしのつくり方
・地方でニューノーマル×○○を過ごす!in三次市
■8月
・「好き」から始めるせとうち暮らし
・自然と寄り添う、循環型ライフスタイルのススメin安芸高田市
・キッチンカーから始める地域づくりin廿日市(はつかいち)
・好きが見つかるまち福山市
■9月
・瀬戸内ひろしま移住大相談会
・呉(くれ)で自分たちの街をつくる!
・継業のいろは
・趣味で広がる三原の暮らし!
■10月
・尾道ではじめる「ワーケーションの一歩先」
・因島移住フェス
■11月
・My Setouchi Lifestyle
・魅力的な人たちが紡ぐアートのような暮らしぶり
  ~「暮らしの美術館」を体感して10年後の暮らしを見つけよう~
・広島県府中市ではじめるテレワーク×複業「自由な働き方を叶える」
  〜複業で「ものづくり」とは??〜
■12月
・広島市×江田島で暮らす テレワーク+○○の生活とは?
・新しい働き方と住まいのセミナー
・どうしても伝えたいシリーズ
  ~実は日本三大酒処といわれる広島のお酒の話~
・ワーケーションで見える地域との関わりシロ
  ~竹原のおいしい過ごし方~
■1月
・withコロナ時代 地方でのなりわいづくりと暮らし方
・継業を知るセミナー(1月)
■2月
・継業を知るセミナー(2月)
・移住したい女子のためのオンラインお茶会
■3月
・Your next challenge can be done in rural Japan
・継業を知るセミナー(3月)
・転職先『県庁』ってあり!?広島県職員とおしゃべりミートアップ

後半になるにつれ、タイトルへの気合を感じられますね(笑)

今書き出してみて、本当にいろんなテーマでセミナーしたなあと改めて実感しています。

広島県のセミナーにご登壇いただいたみなさま、広報協力など、イベント運営に向けてあらゆるサポートをしてくださったみなさま、この場をお借りして御礼申し上げます。

さて。本題です。

これだけいろいろなテーマでセミナーを開催してきたわけですが、テーマの案だしの時点では、まだまだもっとたくさんの案がありました。

惜しくも開催が叶わなかったテーマ案を、いまから大清算します!

大清算1.ジビエ 販売編。食べる編。

害獣は大きな社会問題。しかし、害獣をジビエとして活用し、ビジネス化できたら、『害獣』ではなくなるのではないか、という想いでジビエの販売をしている方と、ジビエ料理を普及させ、もっと多くの方にジビエを楽しんでもらいたいとしている方とコラボしようと画策してました。

リアルのイベントができるようになったら、ジビエ食べ比べ大会とかしてみたいな。ジビエに親しみをもってもらって、それから、地域課題とか新しいビジネスの切り口を参加者と議論出来たら盛り上がりそう。

大清算2.広島市都市部エリアマネジメント

100万都市である広島市は、今新しいまちづくりが検討されています。例えば『カミハチキテル』という社会実験。事務局メンバーの山中さんは、HIROBIRO.でもインタビューさせていただいたり、セミナーに登壇していただいています。政令指定都市でありながら、いろんなエリマネにチャレンジできる、先駆者になれる、広島市のおもしろさを伝えたられたら、というアイデアでした。

大清算3.ひろしまのパン屋さんを数珠繋ぎ

思いついたきっかけは、純粋に、私がパンが好きだから(笑)
東広島市福富町にあるパン屋さんは、そこのお水が良いから福富でパン屋さんをしているそうです。そういう、その土地でしかできないお店をしているパン屋さんを数珠繋ぎして、いろんな地域の魅力を発信できたら面白そう。

そして、それに共感・共鳴した人が広島に移住してくれて、広島においしいパン屋さんが増えたら、本当に最高!

大清算4.ウィンタースポーツを語る会

広島県ってスキー場が10以上あるんです!知ってました?
瀬戸内海の温暖なイメージが強いかもしれませんが、県北部は鳥取県や島根県と接していて、意外とかなり雪が積もるんです。2020年の年末はたくさん雪が降って、私の妹は5、6回スキーしてました。楽しそう。

そんな雑談をするのも楽しいかな~という、ぼやっとしたアイデアでしたが、着地点が見えずボツになりました。

大清算5.アートな広島

これは2018年、2019年にすでにセミナーをしたことがあるセミナー。芸術で生計を立てるには、創作活動が存分にできる場所と売る先が必要で、広島にはスペースがあり、また、百貨店で共同展示会を積極的に開いている方との接点があることから、広島でアートをしませんか?というセミナーです。

残念ながら、私のアートな一面が顔を出さなかったのと、コロナの影響で関係者との接点をなかなか持てなかったのが原因で、開催を断念しました。

大清算6.広島ラーメンの歴史

完全に私の趣味の世界ですね!
広島のラーメンといえば、尾道ラーメンが有名ですが、実は広島市のラーメンは「中華そば」と呼ばれる、豚骨醤油ベースのラーメンで、ちょっと尾道とは違うんです。

中華そば発祥のお店からスタートして、最新のラーメン屋さんまで繋げたら、お腹がすくこと間違いなし!

そんなおいしそうなアイデアですが、ボツになった理由はお察しのとおり。移住施策としての落としどころを整理しきれませんでした。また、ラーメンは好きだけど、ラーメンの歴史には詳しくなくて、何から着手したらいいか見当もつきませんでした。くやしい…

大清算7.汁なし担々麺の世界

こちらも完全に趣味の世界!

汁なし担々麺、ほんとにおいしいんですよ。すっごく舌がしびれるけど、それがどんどんクセになるんです。わたしの同期は「自分の限界を超えたい。成長したい。」らしくて、最近は4辛ばっかり食べてます(たいていのお店は2辛がノーマル)。最高の同期でしょ。

他県の汁なし担々麺をあまり食べたことがないんですが、広島のはわりとシンプルで、辛味もシンプルな味わいらしいです。私はそのシンプルさがすごく好き。

はい。愛があふれてしまいました。こちらのアイデアがボツになった理由は、お察しのとおりです。

大清算8.フルーツ大国広島

広島はいろんなフルーツが栽培されています。
例えば柑橘。レモンの生産は日本1です。ほかにも梨、リンゴ、いちじく、ぶどうなどなど。

地域によって気候がちがうので、温暖な気候を生かした柑橘や、寒い地域で栽培されるリンゴなど、いろいろな種類のフルーツが栽培されています。

農業に興味がある方はもちろん、地産地消やSDGsを意識されている料理人にも参加していただきたいセミナー案でした。

まとめ

ほかにもいろいろなアイデアがありましたが、長くなるのでこの辺にしておきます。

アイデアをかたちにするのってすごく難しいですね。

経費や時間はもちろんですが、着地点が見えない、施策と合わない、人脈がない、などなど、たくさん困難な点がありました。
自分の力不足も、ひしひしと感じました。

実施できたセミナーは、いろんな方にご協力いただき、話を伺い、打ち合わせを重ねました。いままで知らなかった考え方にたくさん触れることができて楽しかったな~。セミナーでは自分でファシリテーションをすることも多かったので、話を引き出す方法を勉強したり、語彙力なさすぎて落ち込んだり、ミスしたのをゲストの方に助けてもらったり(笑)

4月からもいろんなセミナーを企画中です。全力でセミナーを開催するので、みなさんぜひご参加ください!

イベント情報はこちらにアップしていきます。

乞うご期待!!

(ゆっこ)

この記事は、 広島県 地域政策局 地域力創造課  が書きました。
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