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広島は働きやすいですか? 地元に企業移転した女性起業家のホンネとは

こんにちは。県内投資促進課の安友(やすとも)です。
みなさん最近、女性の起業家の記事などをよく見かけませんか?
私は、同じ女性として「志が高い!」と、興味津々で記事を読んでいます。
実は今、広島県では、女性の起業家の移転が増えているんです。

ということで今回は昨年、広島県に本社を移転された「ゆえん合同会社」代表の高藤まりこさんに、広島でのビジネスの魅力から日々のリラックス法までいろいろ聞きました。

【プロフィール】
ゆえん合同会社代表 高藤まりこさん
広島市出身。2022年東京で「ゆえん合同会社」を設立。2023年、広島に本社を移転。現在社員6名。(広島2名、在宅で全国に4名)。執行役員1名。

芸能活動やスタートアップの取締役を経験したからこそ、今がある


ーそもそも起業したきっかけは何だったんでしょうか?

もともと祖父の代から父が会社を経営していたこともあり(今はもうしてませんが)、漠然と20歳くらいの頃から将来自分も起業しようと思っていました。ただ、どのようなビジネスで起業をしたいとか具体的なものがなかったので、当時はすぐに起業の選択をせず、目の前の興味のあるものに突き進んでいました。
元々長くスポーツをしていたので、大学ではスポーツ栄養学を専攻し、とあるきっかけがあり芸能のお仕事で東京へ上京しました。ちなみに、内定をいただいていた会社もあったのですが、親に内緒で辞退しています(笑)。

それから数年の芸能活動を経て、一般企業へ就職しました。大手・中小・スタートアップの取締役などを経験した後、個別の仕事依頼が重なったことがきっかけとなり独立をしています。一般企業では、住宅のリノベーションの提案営業や、コンサルティング会社のインサイドセールス、アドバイザー等で様々な業種の方と関わらせていただきました。様々な立場の仕事を経験したことで、自分の強みや弱みもよくわかりましたし、今の事業や会社経営に大変役立っていると感じます。

20歳のころに「起業する」と決めていたと話す高藤さん

企業に合わせてトークスクリプトやマニュアルを10~20ページ作成

ー起業から約2年経ちますね。現在のビジネスの内容を教えてください。

営業の総合支援事業をしており、マーケティングからインサイドセールス、営業、カスタマーサクセスの営業プロセスを課題に応じてオーダーメイドで提案しています。インサイドセールスや営業は設計から構築まで得意とし、最近はSNS運用事業にも力をいれています。

ーインサイドセールスのポイントはありますか?

インサイドセールスは、アポイントの獲得数をゴールにしてしまいがちですが、そうすると「売上」という軸がぶれてしまいます。そのため私の企業では、常に売上をゴールにして効率のよいセールスフローを作り上げています。以前、別の会社が1年かけたプロジェクトを、私の会社では2 カ月半でやり遂げて驚かれたこともあります。

ー効率よく結果を出されているのですね。

インサイドセールスの場合、顧客と直接会わずに相手の警戒心を解く必要があるので、対面の営業よりも電話やメールの言葉づかいに気を使わなければいけません。使う筋肉というかポイントが違うため、トップ営業マン=インサイドセールス も強い人とは限らないんです。同じ商品を扱う場合でも看板(大企業・中小企業、スタートアップ)が変われば売り方も変わります。

会社の属する業界の特性や、立ち位置を理解することも重要です。そのため、弊社では各企業ごとにオ リ ジ ナ ル のマ ニ ュア ル を 10 ~ 2 0 ペ ー ジ ほ ど 作 り ま す 。 担当者が理解するためでもありますし、対応する人が増えたり変わったりしても結果にムラをなくすためです。選んでいただいたからには結果を出して「頼んでよかった」と 思っていただきたいです。

女性起業家は、広島拠点を出すのが狙い目!

ー昨年、東京のオフィスを残して広島に本店を移転した理由は?

いずれは地元にオフィスを作りたいと思っていました。そんな中、昨年兄が経営している派遣会社と業務 提携をする運びとなり広島にオフィスを構えました。

オフィスの応接間

ー広島は競合他社が多いですか?

東京と比較して広島は競合他社が少ないです。人も温かくて、横の つながりが強固になると様々な方が力になってくれます。

ービジネスは仲間づくりも大切ですね。

基本的に私は平和主義なので、争いたくないと思っているんです。ビジネスでは、市場規模が大きく、競合他社が少ないというか自社の強みをたくさん作ることができてオンリーワンになれる場所を狙っています。

ー女性起業家ならではのメリットやこまりごとは?

女性だから入りやすい場面もあれば、正直に言うとまだ男尊女卑を感じる場面もあります。ちなみに今現在の取引先はそのようなことがないので、無意識に選んでいるのかもしれませんね(笑)。一方で、特に広島には女性の起業家が少なくまだ珍しいため、先方から声をかけてもらえるなど人間関係構築をしやすいです。一度受け入れていただけると、人の温かさをとても感じます。仕事を越えて、純粋に尊敬する人生の先輩や仲間だと感じますね。

もし移住に悩んでいる女性経営者の方がいたら、お気軽にお声かけいただけたらと思います。『迷ったら一度来てみんさい!』という感じです(笑)。

広島は自然が身近。わざわざ鎌倉やお台場に出かけなくてもリラックスできる

瀬戸内海の美しい夕焼けでリラックス


ー広島の暮らしはいかがですか?

とても住みやすく居心地がいいです。広島市内には買い物や仕事、遊ぶ場所が集中していますし、近くに海や川、山もありますよね。東京にいたころは、自然に触れるために、わざわざお台場や鎌倉に行っていましたが、広島では自然が身近なのでおだやかに暮らせます。

ー忙しい毎日ですが、仕事や休日などに欠かせないマストアイテムはありますか?

普段ばたばたしているので、コーヒーは自分でいれて丁寧な暮らしを心がけています。音楽を聴くのも好きで、オフィスではカフェミュージックを流したり、朝は元気な曲を聞いて仕事の準備をしています。

コーヒーを丁寧にいれるのが日課

女性の活躍する社会を創るNo.1企業にしたい

ーでは、最後に今後の目標を教えてください。

目先の目標売上は3億円です。主力事業で1億円、構想中の別の2事業でそれぞれ1億円を目標にしています。なにより理念にも掲げていますが、『女性も活躍する社会』を本気で作りたいと思っていますし、そんな社会を創るNo.1企業になろうとしています。

制約があってもポテンシャルは変わらない人たちを、こちらの柔軟な体制があれば活かすことができます。ないなら作ればいい。様々な人が輝く会社を作ることを、使命感に近い感覚で動いています。

高藤さんの1日
 7時 起床
 8時 メールチェック
 9 時  社内会議
 10時 取引先との打ち合わせ①
 12時 お昼休み
 13時 社内MTG
 14時 取引先との打ち合わせ②
 15時 作業
 16時 取引先との打ち合わせ③
 17時 作業
 18時  帰社or会食など
 23時  就寝


(お話を聞いて)
1日に5件も仕事が入っている合間に取材を受けてくださいました。インタビュー前に一緒にコーヒーを買いに行って和やかな雰囲気を作ってくださりつつ、自身のビジネスについては言葉を的確に紡いでくださいました。
高藤さんの「女性も活躍する企業を作りたい!」という言葉が心に刺さり、広島県に女性経営者が進出してきたら全力で応援したいと強く思いました!
女性経営者のみなさまが広島県にオフィスを移転してくださることを心からお待ちしております。
ぜひご検討ください!


この記事は 広島県 県内投資促進課 安友が書きました。
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企業のための広島県ガイド | クルクル.広島 (kurukuru.hiroshima.jp)




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