地方で不妊治療に挑む夫婦をAIの力で支えたい【RING HIROSHIMA】
「仕事との両立が難しい」「普通の生活が送れない」。不妊治療、特に体外受精などの高度治療を経験したことがある人なら、誰もがうなずく悩みではないだろうか。不妊治療は、とにかく患者の負担が大きい。なかでも、通院回数の多さはハードルの一つ。いざ治療が始まると、体外受精を行うその日まで週何回も通院することになる。しかも全国に618カ所ある体外受精が受けられる医療施設のうち、320施設は関東1都3県に集中。広島県でもその多くは広島市はじめ都市部にあり、中山間地域など遠方に住む人は通うだけ